ミラータワー仕組み＋

ミラータワーの仕組み解説記事です。

＜ミラーの基本効果（最も重要なもの）＞

基本的な情報は画像付きスキル解説記事などで行っているので要点だけ・・・

1.魔法ダメージリターン（ビショップと被ミラーバフ者間のダメージの転送、受けた魔法ダメージを術者と被ミラーバフ者で分散させる。）

2.自分または味方にミラーバフを掛けるとビショップ（被ミラーバフ者ではなく術者）の魔法抵抗上昇

3.被ミラーバフ者はビショップに転送したダメージ数値を初期被弾ダメージから差し引いた数値を回復する。ビショップへのダメージリターン（転送）率はスキルレベルが上がると少しずつ上昇していくので、余程のスキルレベルに到達していない限りは初期被弾ダメージの大部分（過半数）は無効化される。

以上です。

まず簡潔に分かりやすいように以下の状況でミラーを掛けてみました

ミラーバフを受けた対象にmobのレーザーを被弾させるシチュエーションです。

手順情報を書き出していきます。

1. 上画像でのミラータワーのスキルレベルは補正込29でこのスキルレベルでのダメージ反射率は6.8％である。
2. ミラー術者の光抵抗は±0％になるようにしました。
3. 初期被弾ダメージは画像に出ている425（被弾者の魔法抵抗で抵抗した後の数値）。
4. 425からダメージ反射率の6.8％分にあたる、29（四捨五入済み）を引いて、425-29=396回復している。
5. 6.8%分の29ダメージはビショップに転送する。ここで通常ではビショップの光抵抗でダメージを軽減するが抵抗を0%に調整したのでそのまま29ダメを受けている。実際には　「術者への表示ダメージ=転送されてきたダメージ*(1-術者の光抵抗値)」　です。

スキル効果として強い部分は・・・、手順3.の時に被弾者の魔法抵抗でまずダメージを減らし、手順5.の転送されたダメージをさらにビショップの抵抗で減らしている。（ただし、上記の例では抵抗±0％にしたので実質軽減はしていない）そして被ミラーバフ者の初期被弾ダメージからビショへの転送ダメージを差し引いた数値も回復されるので、大幅なダメージ軽減が可能です。

本来なら425ダメージ受けたところを、両者が29ダメージしか受けないわけですからそれは強力です。

ちなみに上記の画像例では表記だけでなく、HPゲージに反映される術者の実ダメージも29、被ミラーバフ者の実ダメージも29である事も確認しています。（ただし、時間経過や歩いたりしないと正しく反映されない模様）

要点だけにまとめると、

反射率6.8％は術者にとっては転送されてくるダメージ。上記でいえば29ダメ。

被ミラーバフ者にとっては残りの93.2％を無効にしつつ、受けるダメージの係数になる。同じく上記でいうと29ダメージダメ。上記の例だと術者の抵抗0％なのでそれぞれが同じダメージだが術者の抵抗±次第では術者側に転送されてくるダメージは増減する。

ミラースキルレベルが上がるとスキルデータの数値「反射率」が上がるので、被ミラーバフ者が無効化できるダメージは減りビショップは転送されてくるダメージが増えるので負担が大きくなる。

 運用方法を間違えなければ味方全体の被弾ダメージを減らせるGv系コンテンツ必須スキルです。

気になっていた所なのですが、特定条件で自分自身にかけるとダメージが増えるというのは現在でも同じ仕様なのか試してみた。

1. ミラータワーSLV29　転送率6.80％
2. 今回は被弾者の光抵抗は70％にした。初期ダメージは78。
3. 78*0.068=5　なので通常通り5ダメージを転送する。
4. ここからが他人にかけた場合と違う。通常であればビショップ自身の抵抗70％で転送されてきた5ダメージが軽減されるはずだが、抵抗が無視される仕様があるようでそのまま5と表示されている。
5. 受けるダメージは78+5-72=11となるはずだが、実際は69ポイントHPが減っている。
6. その後も何度も試す。検証中、実被ダメージが初期ダメージと転送後ダメージの合計を超えることはないものの、自身にかけた場合数値は表記と一致せずデタラメなためアテにならない。但し現在はミラーの反射率は50％を超えないように改変されたので、もっとダメージが大きい場所で検証しても、実被ダメージが初期ダメージと転送後ダメージの合計を超えないのであれば現在の仕様では自分にミラーをかけても少なくとも被ダメージが増えないのではないか？（初期ダメージと転送ダメージなどが嘘っぱちでの数字でなければ・・・）というのが今の結論である。

ちなみに、ギルドのめちゃめちゃ攻撃が痛い黒魔さんにミラーありだと勝てるようになるぐらいなのでおそらく現在の仕様では、自分にミラーをかけてダメージを軽減するというのは普通に現実味があのでは？と思います。ただミラー無しと比較したわけではありませんので正確な情報とは言えず、今度ミラーありなしで比較してみようと思います。